本土業者主導の再開発で、沖縄に、もはやかつての面影はない。ここも変わってしまうのか。誰も気づいていないかもしれないが、沖縄本島は、とっくの昔にその独自の風景を失っている。おそらく、海洋博当時に訪れた人が、久しぶりで観光にきた場合くらいしか、その違いには気づくまい。那覇の街もずいぶんきれいになった程度にしか、沖縄人は感じていないだろうから。
私が、その更地になった辺りを眺めて気づいたのは、その空の占める広々とした広がりだった。おや、そう言えば、かつて那覇の街には、空が広々と広がっていたなあ、という感慨。大学時代の友人から、かつて聞いた話を思い出した。1970年当時、国際通り沿いの建物の平均階数は、驚くなかれ、2階に遠く満たない、ということだった。1階建ての平屋が多かったのである。
その時代のことを思い出すと、那覇の街の上には、広々とした空が広がっていた。現在の国場ビル辺りから、当時のデパートリウボウが見えたのだ。周りのほとんどが、平屋だったからである。デパートリウボウも、確か3階建てくらいでしかなかったはずだが、それが遠くから望めたのだ。
国際通り沿いに限らず、那覇の街の建物は一様に高くなった。そのことで、道行くときに見上げても、空はもはや狭苦しい背景でしかないのだ。この変化は、そこに住み、次第次第にその変化に慣らされてきた我々には、おそらく見えないものかも知れない。
例えば、コザの街、与那原、糸満、浦添と、地域の街を思い浮かべても、その幹線沿いで、3~40年前に比べたら、空が極端に狭くなっているのは、もはや明らかではなかろうか。子供の頃、伊江島へ帰省するためにバスを乗り換えた名護の街、私にとってそれは、青く青く澄み渡っ大空の下に広がるイメージである。空が9割、街並が1割程度の比率だろうか。
おそらく、かつての沖縄の街並は、どこでも同様のものであったように思う。空という広大な背景の下に、横へ広がっている建物群……。大嶺政寛氏の絵は、そんなかつての沖縄の風景をよく表現しているように思える。俯瞰しているような視線、どこまでも横へと広がっていく民家と、その上に大きく広がる空、それはかつての沖縄の風景の特徴ではなかったのだろうか。
更地になった安里地区の風景が、何とも懐かしさにあふれていることに、私は驚いた。建物が何もないにも関わらずだ。そして、私を懐かしがらせているものが、広々と広がる空であることに気づいた。何という皮肉な状況だろう。何もないことの方に、かつての沖縄を感じてしまうとは!
保守も革新も、沖縄の歩むべき姿について考えることはなかったようだ。野放しにされている開発によって、もはや沖縄本島はかつての風景をほとんど失っている。だから、本土の知人から、どこを観光したらいいかアドバイスを求められると、「離島の離島へ行きなさい」と、私はアドバイスしている。すでに石垣島も宮古島もアウトだ。沖縄を見たいのなら、波照間、黒島、与那国に直行すべきである。沖縄本島の近くならば、津堅島や久高島がお勧めだ。
ただし、そんなあまり観光客の行かないところに、快適な宿泊施設や観光施設があるかどうかは保証しない。もちろん、かつての沖縄が、丸ごと残っていることは保証する。従って、自己責任で調べ、計画して行くべきである。
沖縄本島、特に西海岸沿いは、本土大手のホテルが林立、その前に広がる人工ビーチと、まあマネキンのように整えられた[沖縄]を経験するには最適である。私から見れば、きれいに飾られた店先の食品サンプルを見て、食べた気になっているようなあきれたことだが、まあ別にテレビ画面でも見るように沖縄を見たい向きには便利なのかも知れない。
もはや沖縄本島は、本土のマスコミの流す、いわば食品サンプル的な沖縄サンプルと化した、と言うべきだ。沖縄観光が飽きられるのも、意外に早いかも知れない。食品サンプルなど、遅かれ早かれその底の浅さが知れるとしたものだろう。例えば、ポリネシアやミクロネシア、モルディブのような風景を見ると、かつての沖縄でなければこの風景には対抗できない、と感じてしまう。
この、ポリネシアやミクロネシアの風景の中に、海を埋め立てて道路、高層ホテルを建設し、人工ビーチまで造成しようと考える馬鹿がいるだろうか。日本にはそれが居て、実際に沖縄では実現したのだ。名護の街のあの長大な砂浜が埋められたなどと、いったい誰が信じよう。名護の街に入る所から宮里まで、ずっと続いていた長大な砂浜が、道路建設のために埋め立てられたのだ。信じがたい暴挙と言うしかない。
何でも保守政権の開発のせいにしたがる人がいるからあえて言うが、それは革新政権下でのことである。沖縄市で、泡瀬干潟の計画着手したのは保守首長だが、現在埋め立てを推進しているのは革新首長だ。「まあ、雇用問題で脅せば、開発もOK。革新なんてちょろいもんよ」というのが、保守層の冷ややかな見方だろう。
沖縄のあるべき姿について、真剣に議論する人は出てこないのだろうか。観光客を1千万人になどという、スローガンを考える人は居るが、沖縄が如何にあるべきかを考える人は皆無である。このような状況では、そのうち飽きられてしまうだろうし、そうなればカジノと怪し気なアンダーグラウンド産業で客を呼ぶしかなくなるのだろう。中国国内の社会資本の充実、観光地の整備が進めば、修学旅行も中国にシフトする可能性がある。誰も気づいていないが、沖縄観光は曲がり角に来ているのではないだろうか。
かつての沖縄の海岸線。このブログで何度も紹介しているが、こんな自然のままの美しい海岸線は、現在1メートルも残ってはいない。1970年頃の風景である。
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